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2016年10月17日

『図書館戦争』シリーズ

『図書館戦争』シリーズ
2013年4月〜2015年10月 TBS



2013年
『図書館戦争』

2015年10月5日 SP ★4

2015年
『図書館戦争―THE LAST MISSION―』





posted by もも at 18:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『アウトレイジ』シリーズ

『アウトレイジ』シリーズ
2010年〜 日本



2010年
『アウトレイジ』

2012年 ★4



監督・脚本・主演:北野武


posted by もも at 03:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月03日

題名が秀逸!レクター博士の印象が強すぎる名作『羊たちの沈黙』 感想

『羊たちの沈黙』
1991年 アメリカ ★★★★☆

原題:『The Silence of the Lambs』
監督:ジョナサン・デミ
原作:トマス・ハリス
音楽:ハワード・ショア
配給:オフライン/ワーナー

《キャスト》
ジョディ・フォスター
アンソニー・ホプキンス
スコット・グレン
テッド・レヴィン
アンソニー・ヒールド
ケイシー・レモンズ
ブルック・スミス
ダイアン・ベイカー
フランキー・R・フェイソン
ジョージ・A・ロメロ


アカデミー賞主要5部門制覇の伝説的作品。主要5部門全てでノミネートされた作品は何作もあるけれど、実際に受賞したのは3作しかない。第7回(1934年)「或る夜の出来事」、第48回(1975年)「カッコーの巣の上で」、そして第64回(1991年)「羊たちの沈黙」。
かなり惜しかったのは1部門だけ受賞できなかった「風と共に去りぬ」(1939年)、「ミニヴァー夫人」(1942年)、「アニー・ホール」(1977年)、「アメリカン・ビューティー」(1999年)。もう1999年を最後にそういう作品は出てないってことだな。最近は主要5部門全て候補になっても1つも受賞できていないものも多い。

そんな伝説の作品、知ってはいたけど見たことはなかった。この映画が公開されたのは生まれるか生まれないかくらいの(微妙に年齢をぼかすw)時だし。
古い映画だしな〜と思ってたんだけど、それでも有名な"レクター博士"が見てみたくなって、挑戦した。確かに面白かった。


この有名なポスターの顔、"綺麗な少年の顔だな"と思ってたんだけど、ジョディ・フォスターの顔なんだね。ジョディ・フォスターと思って見るとジョディ・フォスターにしか見えない。でも私の中のジョディ・フォスターは既におばさんの年齢のジョディ・フォスターで、今でも綺麗だけど、こんな若いころのイメージはなかった。
1991年の頃、ジョディ・フォスターは28歳。美人だけど可愛さも残っている感じで、もっと若く見える。
この役は当初ミシェル・ファイファーにオファーされていたが断られたらしい。確かに、ミシェル・ファイファー綺麗でカワイイもんね。昔の画像見ると代わりがジョディ・フォスターなのはなんだか納得した。結局ジョディ・フォスターの演技は絶賛されたし、結果オーライだったんじゃないかな。強烈なレクター博士に負けずに存在感を示していて、演技を絶賛されたのはすごい!
ちなみにこの映画で大成功したジョディ・フォスターだったけど、映画の続編「ハンニバル」では降板して、クラリス役はジュリアン・ムーアに変更された。ジョディ・フォスターはクラリスがかなり思い入れのある役だったのに、続編のクラリスは私のクラリスではない、と怒ってしまったらしい。それだけ愛情があったってことだね。続編でコケたくないっていうのもあったんだろうけど。

わずか11分(16分って書いてある所もある)の出演で主演男優賞を受賞した"レクター博士"役はアンソニー・ホプキンス。アンソニー・ホプキンス=レクター博士とイメージされるくらいの代表作でハマり役になった。
映画を見ていても、レクター博士の印象が強烈すぎて、10分ちょっとしか出てなかったなんて信じられない。もっと長く出ていた感じがする。そりゃ主演だわ!
レクター博士が強烈すぎて、事件は"バッファロー・ビル"という犯人を追いかける話なのに、バッファロー・ビルの存在感がものすごく薄い。昔この映画を見たきりって人は、レクター博士は覚えていても、"で、この映画の犯人てなんだっけ?"という感じだろう。
レクター博士のアップシーンが多いから、レクター博士と自分が話しているような感覚に陥るこの映画。3Dなんてなくても、"自分がそこにいる"ような気になる。レクター博士が画面から出てくるんじゃないかと思うくらい。
この凹んだ目も怖いんだよなあ。レクター博士が逃げたのは正直びっくりした。警官の死体の掲げ方すごかったな。生きていて運ばれた警官が実はレクター博士で、そのまま逃げるというのは今では何度か使われているネタだけど、この頃はすごく新鮮だったと思う。

レクター博士のモデルは何人もいる。
1人は"ミルウォーキーの怪物"ジェフリー・ダーマー。人肉を食していたシリアルキラー。博士号を持つ秀才でもあった。
1人はヘンリー・リー・ルーカス。300人以上を殺したといわれるシリアルキラー。彼のせいで冤罪で逮捕されたものも多くいたため、彼は自分の殺人を証言して冤罪被害者を釈放させた。"ヘンリー・リー・ルーカス連続殺人事件特別捜査班"の正式メンバーとなり、捜査官に刑務所の中から助言を行っていた。
実際にレクター博士みたいに自分の関係ない事件の助言をしていた殺人犯はいないみたいだけど(公表されてないだけかも)、実際にこういう殺人犯がいたというのは興味深い。レクター博士みたいに、証言を引き出すまで捜査官は翻弄されて大変だったのかな?

レクター博士の影に隠れたこの事件の犯人"バッファロー・ビル"。彼は地下に作った穴に女性を閉じ込め、皮を剥いでその皮で服を作ったり、女装したりしていた。映画の中で「ローションを濡れ〜〜!!」って叫んでるシーンがあったけど、あれは綺麗な皮をはぐために手入れさせていたらしい…怖っ。
モデルの1人はエド・ゲイン。彼は女性の遺体を食器や服、家具に加工して戦利品として飾っていた。
1人はテッド・バンディ。"シリアルキラー"という言葉は彼のために考えられたと言われる程有名な犯罪者なんだけど、女性を次々殺したというところくらいしか共通点はない気がする。
1人はゲイリー・ハイドニク。黒人女性を自分の子供を妊娠させるために監禁・拷問・強姦し、殺した男性。地下の穴に女性を閉じ込めたというのは彼をモデルにしているらしい。
他にもいるのかもしれないけど、こんなに多くのシリアルキラーをモデルにしているキャラなのにこんなに印象が薄いのはもったいない気がするw
バッファロー・ビルの飼ってた小型犬が超可愛かった。小型犬のがバッファロー・ビル本人より印象深い。

この話、題名もかっこいいよな。「羊たちの沈黙」の「羊たち」はクラリスのトラウマである、幼少期に救えなかった子羊を指している。クラリスが事件の被害者(上院議員の娘)を救うことで、羊たちの悲鳴が止む=トラウマを克服する物語。日本人がつけた題名なのかなって思ったけど、和訳らしい。アメリカの映画とかってすごくシンプルな題名が多いから、「Lambs」とかだけの題名なのかと思ったけど、違うんだね!この頃はシンプルな題名ははやってなかったのかな。

評価:★★★★☆


《受賞》
第64回アカデミー賞
 作品賞:エドワード・サクソン、ケネス・ウット、ロン・ボズマン
 監督賞:ジョナサン・デミ
 主演男優賞:アンソニー・ホプキンス
 主演女優賞:ジョディ・フォスター
 脚色賞:テッド・タリー
第49回ゴールデングローブ賞
 主演女優賞:ジョディ・フォスター


posted by もも at 14:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月02日

前篇はすごくよかったのに、オチがなあ…『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』 感想

『ソロモンの偽証 前篇・事件』
『ソロモンの偽証 後篇・裁判』
2015年 日本 ★★★☆☆

監督:成島出
脚本:真辺克彦
原作:宮部みゆき『ソロモンの偽証』
主題歌:U2『ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー』
配給:松竹



宮部みゆきの長編小説の実写映画化。前篇はものすごく面白かった!事件が起きて、騒ぎになって、更に死人がでて…これから裁判をやるぞ!というところまで、かなりスピード感もあって前のめりに見てしまった。そのテンションのまま後篇を見て、正直がっかり。尻窄みだった。
オチがつまらないというのもあるし、話の展開も一人ひとりの証人の話を羅列しているだけで、なんだか真実が明らかになっていく過程の面白さが感じられなかった。中学生の裁判をうまく表現していたと思うし、演技はよかったと思うんだけど、脚本や構成のせいかなと思う。

そして柏木に全く同情も感情移入もできないことも辛かった。これってただの嫌なやつな引きこもりが中二病こじらせて勝手に死んだ話じゃん。裁判をして明らかになったことって、亡くなった柏木の両親にとって立ち直れない"真実"だったよね?
柏木以外の少年少女たちやその親は「それでも前を向こう」って前向きになれたのかもしれないけど、死人に口なしだし、両親が可哀想になってしまった。もうちょっと柏木のことを掘り下げるとか、何か感情移入できるオチを用意しておいてほしかった。まあこれは、原作のせいでもあるのかも。

生徒役の子たちの演技はすごくよかったし、"中学生が裁判やったらこういう風になるのかもなあ"と、そういう目線では楽しく見れた。だからそれぞれの俳優たちについて感想を言おうと思う。

この映画のために大規模なオーディションが開催された。オーディションで選んだというだけあって、生徒役たちの演技すごくよかった。「コイツど下手だな」っていう子もいなかった。中には高校生の年齢の子もいたんだろうけど、気にならなかった。

主役の藤野涼子役に選ばれた子が藤野涼子としてデビューした。昔はよく役名そのままデビューってあったみたいだけど、この映画にそんなに懸けて大丈夫?と思ってしまう。今後を考えたら普通の名前のがよかった気がする。「藤野涼子」で検索するとこの子のことだけじゃなくて「ソロモンの偽証」の藤野涼子についてが出てきちゃうじゃんね。
本名がわからないけど、この子は蒼井優に似ているね。カワイイけど地味な感じ。でも芯の通った演技で、主役に選ばれたのは納得だった。藤野涼子は"普通の女の子"であることが求められる役だから、よかったんじゃないかな。学級委員ぽい感じもした。
刑事で父役の佐々木蔵之介、夏川結衣もいい両親っぽくてよかった。父も母も中学生の裁判にすごく協力してくれて、優しいな。特に父がいなかったら成り立っていなかっただろう。涼子の父が刑事だからこそ協力してくれた人も多かったと思う。
主役が清廉潔白な女の子というわけじゃないのがいいところだ。普段はいじめ根絶を訴えていても、いざいじめの現場を目撃すると怖くて逃げ出してしまう。それが中学生だ。中学生じゃなくたって、いじめの現場に飛び込んでいって人助けできる人なんて中々いないだろう。

中学校で遺体となって発見された柏木役は望月歩。前篇のこの子のミステリアスな表情はすごくよかった。藤野涼子がいじめ現場から立ち去ろうとしたことを咎めるシーンなんて、本当にゾクっとした。
でも結局上にも書いたけどただの中二病こじらせボーイで、最後は魅力はほぼなくなっていたのでちょっと気の毒な役ではあった。担任に「めんどくさい生徒」と言われ、藤野には「自分もいじめ止めなかったくせに注意された」と言われ、神原には「自分を傷つけようとゲームをして勝手に死んでった」と言われ…裁判なんてやらなければ両親は周りに「お気の毒に」って言われ済んだかもしれないのに、これじゃ両親はもうこの地区では暮らしづらくなっちゃうよね。

学校内裁判で"被告"として出廷したいじめっ子の不良、大出役は清水尋也。小松菜奈の「渇き。」でいじめられっ子の"僕"を演じていた子!まさかあの"僕"が今度はこんないじめっ子の役なんて。すごい俳優だな。髪型もあるだろうけど表情が上手いんだろうね。
柏木の事件では潔白で無罪なんだけど、みんなは大出を無罪にはしたくない。だってこんな騒動になったのは、大出のせいだから。大出がとりまきと今まで散々悪事を働いたことで、こんなことになったんだ。柏木の死は大出を糾弾するために利用されたに過ぎない。
判事に凄んだり、神原にキレたり、やっぱり不良でいじめっ子な感じはあったんだけど、裁判を通して自分の過ちを反省したのか、最後は神原と握手するまでに成長。神原が大出を糾弾してくれなかったら、もう大出は変わるチャンスがなかっただろうからね。

"弁護人"をつとめた他校の生徒で死んだ柏木の友人、神原役は板垣瑞生。パッチリした二重と長身の綺麗な男の子。まだ15歳なんて信じられないくらいの目だよね。なんというか、すごく意思がありそうな目。清潔感あふれて凛とした表情で前を向く神原と、態度の悪さで寂しさを隠す大出の対比がよかった。
題名の"ソロモン"は神原のこと。ソロモン王のように人を裁く権利のあるものが嘘をついているって意味なんだって。最初から大出の潔白がわかっていたのは、自分が柏木の死ぬ瞬間を見ていたからだった。それを最初にいっちゃえば裁判なんてやらなくて済んだけど、自分に酷いことをしようとした柏木をめんどくさいと思って見殺しにした自分を"裁いて"もらうために、藤野たちが裁判をするように仕向けた。
自分の思い通りにするために藤野たちをここまで動かす神原、やっぱり秀才だな。結局柏木の最期っていうのは神原の証言でしかわからないし、これが絶対真実ともいえないけど、実際神原が柏木を1人で担いで下に落とすなんてことは無理だろうから、柏木が自殺したのは事実なんだろう。
神原は自分を裁いてもらうために、有罪にしてもらうために裁判をひらいたと言っていたけど、結局は柏木が自分にしたことを公表したかっただけなのでは?とも思ってしまった。柏木が「死んでもしょうがない人間だった」って結局この裁判でみんな思っちゃっただろうし。
柏木はいじめを見てみぬふりした藤野をせめたり、神原を同じ言葉で責めたりしたけど、自殺をとめられなかった神原を、この裁判では「さばくことは出来ない」という結論に至った。それはみんなが柏木の言葉(偽善者)を否定した、神原を受け入れたっていうことになるんじゃないかな。
ちなみに原作では藤野と神原は結婚するらしい。映画ではなんでそうしなかったんだろう?

"証人"として裁判に参加した三宅役はE-girlsの石井杏奈。「GTO」とかにも出てたし、顔は知っていた。綺麗な子ってイメージだったけど、この映画ではいじめられっ子の役。ニキビの特殊メイクすごいな。本当にニキビがあるみたい。
ニキビがあるせいでいつもいじめられ、大出たちにボコボコにされた。それを助けてくれた親友の松子に「大出たちが柏木くんを殺しているのを見た」と嘘をつき、二人で「告発状」を出す。それがこの騒動のきっかけ。
三宅は柏木の死を利用して自分を苦しめた大出たちを苦しめたかった。でもこんなに大騒動になるとは思わなかったんだろう。自分が出したってことがすぐバレるとも思わなかっただろうし。
結局刑事が学校で保護者に"告発状は嘘"ということを説明する事態に発展し、不審に思った松子が三宅に事情を聞いて、三宅は「嘘にきまってるじゃん。騙されるあんたが悪い。」と。号泣した松子はそのまま交通事故で死亡。
その後母親に告発状の主が自分だとバレた三宅は、裁判で藤野に「本当のことを話す」と言ったのに、全てを松子のせいにしてしまう。結局裁判の場でそれを訂正することはなかったけど、松子の両親に謝って終了。
三宅の行動はすごく中学生らしいといえばらしいんだけど、結構胸糞わるい。松子は死んで何も言えなかったのに裁判の場で告発状の送り主ということにされちゃって。あんなに三宅を慕ってたのにね。あれは母親の入れ知恵だったんだろう。でも裁判で神原や藤野が自分の本心を吐露しているのを聞いて、正直にならなかった自分を反省したのかな。
裁判で嘘をついたのってみんなに丸わかりだったと思うし、大出にも自分が出したってバレたわけだけど、あの後三宅って学校でどうやって生きていったんだろう?元々松子以外友達いなそうだったし、嫌な態度松子にとりまくってたし、みんな腫れ物扱いだったんじゃないのかな。

交通事故で亡くなった松子役は富田望生。母親役の池谷のぶえとそっくりすぎて笑った。笑顔が印象的で、松子にピッタリだったと思う。
疑問なのは、なんで松子ってここまで三宅のことが好きだったんだろう?こういう女の子の二人組って中学生の時によくいたし、変ではないんだけど、なんで三宅だったんだろうって。
松子は死んだ後裁判するために立ち上がってくれた吹奏楽部の仲間だっていたわけだし、藤野だって松子とは元は友達だった。でも松子にとってはなぜか三宅が一番だったんだよね。三宅の松子に対する大きい態度が自分のコンプレックスの裏返しってわかってたから優しくしてたのかな。結局大好きだった三宅に裏切られて嘘をつかれていたと知って大ショックのまま亡くなったと思うと…可哀想過ぎる。

秀才な"判事"井上役は西村成忠。見たこと無いと思ったら、この映画が演技初挑戦!初々しいなと思ったよ。判事引き受けるシーンのツンデレ具合超可愛かった。
後秀才な中学生ってこんな感じだよな〜。と微笑ましく思った。この子の初々しさとがんばってる中学生感がこの映画にリアリティをださせていたと思う。
判事マントかぶった時は体育館内がクスクスしてたけど、どんどんみんな真面目に裁判を傍聴するようになって、最後はちゃんと判事に見えたもんな。判事マントは確かに渡しもクスクスしてしまった。あれって作ったのか?買ったのか?すごく気になる。

他にも生徒役では色々な経歴の子が出てる。
藤野と一緒に裁判の発起人となり奔走し、弁護人の補佐をした野田役は「まえだまえだ」の前田航基。あのちっちゃかった兄弟のお兄ちゃんがこんな大きくなったとはね!中学生らしくてやさしそうな男の子って感じですごくよかった。演技が自然。大出もなんだかんだで野田には心をひらいている感じがあった。

後は全然目立たない役ではあったけど、モブ生徒役にAKB48の岩田華怜、平愛梨の妹の平祐奈も出ていた。全然どの子かわからなかったけど、それだけ馴染んでいたってことだな。

校長役の小日向文世、担任教師役の黒木華、裁判を応援してくれた教師役で松重豊、裁判を反対する教師役で安藤玉恵&木下ほうか…と先生たちもかなり豪華。父兄も佐々木蔵之介、夏川結衣、塚地武雅、江口のりこ、宮川一朗太、森口瑤子とあれだけの出演はもったいない感じ。そして裁判に関わる人で刑事に田畑智子、目撃者に津川雅彦、担任教師に嫌がらせをする女で市川実和子。田畑智子はすごくよかったなあ。

校長にみんなが感謝するシーンは感動した。校長もやめることにはなってしまったけど、裁判に出てよかったと思っているだろうね。
担任教師はよくも悪くもリアルだった。実際柏木はめんどくさい生徒だったんだろう。だから関わりたくなかった。みんなから好かれればそれでよかった。黒木華があれだけの役っていうのはちょっともったいないかな。あくまでも生徒たちが主役の映画だからしょうがないし、役をちゃんと理解して前に出ない感じはさすがだったけど。
安藤玉恵と木下ほうかのコンビもよかった。安藤玉恵が藤野を殴ったところとか、さすがに殴るのはないとは思うけど、教師も自分の保身に必死だからね。謝ったところはかなりダサかったし、実際はあんなんでは済まないと思うw
松重豊はすごくオイシイ役だったのでは?もうすぐ定年だからとはいっても、中学生同士が裁判なんていう大それたことをさせようとできる器がすごい!こういう先生が1人でもいなければ、裁判はできなかっただろうからね。

最後の尾野真千子と余貴美子のシーンは蛇足だったかな。結局教師かって感じもあるし(原作では弁護士なのに)、あの裁判以降いじめは一度も起こってないとか校長が言ってたけど、校長が知らないだけだろうと思ってしまった。人があつまれば嫌がらせみたいなものはどうしても起こる。大出がやったようなみんなが見えるようなカタチでの暴力的ないじめはないにせよ、中学校で何年もいじめがゼロなんて、大人たちが言ってるだけだよ。裁判の伝説なんて何年もたったら中学生たちには関係ないし、そんな理想な学校になるわけないと思ってしまった。

とりあえず、前篇の評価としては★4.5なんだけど、後篇の柏木くんがなぜ死んだかの残念さと、尾野真千子のシーンのリアリティのなさ等から、後篇は★3。"終わりよければすべてよし"って言葉があるように、終わりが悪いとやっぱり全体も悪く見えちゃうから、全体も★3かな…。
生徒役の子たちの未来に期待だね!清水尋也の「渇き。」がもう一回見たくなったよ。

前篇評価:★★★★☆(4.5)
後篇評価:★★★☆☆
全体評価:★★★☆☆



《キャスト》
主要生徒
藤野涼子
板垣瑞生 石井杏奈
富田望生 前田航基 望月歩
西村成忠 西畑澪花 若林時英
加藤幹夫 石川新太 清水尋也
その他生徒
六車勇登 石田飛雄馬 鈴木きらり
羽下直希 森田想 榎本実優
加藤実祐紀 宮野薫 大井絵梨花
大西航平 薗田仁南 升澤理子
松浦寿來 佐久間妃南子 鈴木逸豊
西田心 菊地時音 岩田華怜
宮武祭 平祐奈 谷井優貴
教師・親・その他
黒木華 市川実和子 高川裕也
佐々木蔵之介 夏川結衣 筒井巧
永作博美 田中壮太郎 田畑智子
塚地武雅 池谷のぶえ 尾野真千子 
江口のりこ 安藤玉恵 井上肇
木下ほうか 宮川一朗太 浜田学
津川雅彦 嶋田久作 余貴美子
松重豊 大河内浩 森口瑤子
小日向文世



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2015年11月01日

映画一覧 まとめ

【映画一覧 TOP】




《あ行》
★5.0『アバター』(2009)
★3.5『アンネの日記』(1995)
★3.5『大奥』(2006)
★5.0『大奥』(2010)

《か行》

《さ行》

《た行》

《な行》

《は行》

《ま行》

《ら行》

《わ行》

《ABC》



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2015年10月24日

『海猿』シリーズ

『海猿』シリーズ
2004年〜 日本



2004年
『海猿 ウミザル』

2006年
『LIMIT OF LOVE 海猿』

2010年 ★4

2012年
『BRAVE HEARTS 海猿』



監督:羽住英一郎
原作:佐藤秀峰『海猿』
主演:伊藤英明


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2015年10月23日

『寄生獣』シリーズ

『寄生獣』シリーズ
2014年〜2015年 日本



2014年 ★4

2015年
『寄生獣 完結編』



原作:岩明均『寄生獣』
監督:山崎貴
脚本:山崎貴、古沢良太
主演:染谷将太
配給:東宝


posted by もも at 22:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする